起業したい人は、メルカリだけで商売に必要な全てが学べてしまう件
もくじ
皆さんこんにちは!メルカリのプロ、RENA嬢です。
本日はちょっと趣向を変えて!こんな記事を書いてみたいと思います!
題して、
\起業を考えている人は、メルカリで不用品を売るだけで商売に必要な全てが学べてしまうブログ!!/
というわけで、現在、会社員だけれど、副業をしてみたいな~と思っている方、将来独立起業したいけれど、何から始めていいかわからない方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
メルカリは超ローリスク&ミドルリターン
普通、ビジネスを始める!起業をする!となると、どんなビジネスでも必ず投資は必要になります。自分でカフェを始めるのにも店舗や什器は必要になりますし、どんなに初期費用がかからない、コンサル業のようなものでも、最低限事務所が必要なこともありますし、何かしらの投資は必要になってきます。
メルカリを始めるに必要なもの。それは「スマホ」だけ。スマホ1台さえあれば、メルカリをインストールして、その場からすぐに出品を始めることができます。
そして基本は不用品を売るだけなので、仕入れゼロ。価格設定さえ誤らなければ、そこそこのいい値段で売れるため、リターンも得ることができます。
そしてここからは、起業に必要なスキルがメルカリのどの部分で学べるのかを各項目に分けて具体的に見ていくことにしましょう。
スキル①:商品設計
メルカリでは自宅に眠っている不用品を発見し、それを売れるか、売れないか適切に見極めていきながら、出品していきます。
起業するにあたってまずは商品がなければ利益を上げることができません。「モノ」を販売するにしても、何を売るのか、「スキル」や「ノウハウ」を販売するのにしても、どんな商品にするのか。私、RENA嬢に関しては、「モノ」と「スキル」の両面から販売をしています。
「モノ」という観点では、贈答品の販売をしています。「スキル」という観点では、「メルカリ」に代表されるように、フリマアプリで利益を出すノウハウを皆さんにお伝えしていきます。
スキル②:価格設定
売るための商品が見つかったら、いざ出品!でもその前に価格を決めなければいけません。このときメルカリではどのように価格を決めるでしょうか?メルカリの場合は、過去に同商品が販売されていないか、「競合調査」をします。相場がいくらなのかを検索し、早く売りたければ、相場より安くしておけば早く売れる可能性があります。逆に、急ぎでない場合は、相場より高くしてもいいわけです。
起業する際も、自分の商品の価格を決める際に、競合調査をするのは基本中の基本です。特に「スキル」系を売るコンサルや講師業の方の場合は、目に見えないものを売ることになりますので、基本的に価格設定は自由。競合のサービスを調べて、それより実績がなかったり、サポートが薄い場合は、相場より価格を下げます。逆に自分のサービスに自信があり、手厚いサポートなどがある場合は、相場より価格を上げることもできます。
スキル③:説明文作成
商品を出品する際には、必ず説明文を書く必要があります。商品の状態など詳細な説明をこちらで記載していきます。売るために説明文を一工夫する必要があります。
起業する際も全く同じ。自分のサービスを自社ホームページに載せるのでも、商品を宣伝する説明文は必要になりますし、スキルを売る講師などはセミナーを開催することも多々あります。そんな時も、セミナー参加者見込み客に「刺さる」ような告知文を書いていくことってとても大事。
スキル④:見込み客とのやり取り
商品を定め、価格設定をし、告知文を書いたら、いよいよ出品です。もし相手がその商品に興味を持ってくれると、そこで発生するのがお客さんとのやり取り。こちらでは相手と気持ちよくやり取りができるようなメッセージの心配り、メッセージ対応の迅速さなどが要求されます。
起業においては、この見込みのお客さんとのやり取りが対面・チャット問わず、とても重要。相手のことを考えたコミュニケーション。そしてビジネスでは「早い」ことも1つの強みになります。事務対応の早さやメッセージのやり取りの迅速さなど、いわゆる仕事の「早い」人、であるとそれだけで商品を買ってくれる可能性は高くなるでしょう。
スキル⑤:人間性を出す
私はリアルな起業においても、メルカリにおいても、とても大切だなと思うのが、その人の人間性を積極的に出していくこと。ビジネスでは最終的に、この人から商品を買いたい!と思わせることができれば、どんなものでも売ることはできると思っています。これをメルカリの場面にあてはめると、
スキル⑥:交渉力
メルカリではフリマアプリならではの値下げの文化があります。もともと2,500円で出品していた商品。お客さんから「値下げは可能ですか?」や「〇〇円なら即決します!」というメッセージを頂くことも多いです。そんな時、少しでも自分の思う理想の価格で売りたい。そんな時に交渉って必要になります。メルカリでこの値下げ交渉を繰り返していくうちに、交渉力はついてきますよ。
スキル⑦:分析力
ビジネスにおいて分析することってものすごく大事です。例えば、相場価格が2,000円のAという商品を、そのまま2,000円で売りたい場合を考えます。
パターン1:売価を2,000円に設定して一切値下げをせず売る。
パターン2:売価を高めの2,500円に設定して2,000円までは値下げ対応する。
パターン3:売価を2,300円に設定して、2,000円までは値下げ対応する。
パターン1の場合
相場価格が2,000円でもともと売価も2,000円なので、早く売れる可能性は高いです。ただし、値下げ設定をされる場合もありますから、2,000円から下げられる可能性も大ですし、逆に今ついている価格から下がらなかったら買わない!というお客様が多いと、「早く売れる可能性もあるが、下手したら売りたい価格でなかなか売れない(値切られて相場より安くなってしまうため)」ということも考えられます。
パターン2の場合
相場価格より25%も高めです。値下げを要求されても、2,200円や2,300円の価格で売れる可能性があります。ただし、そもそも相場価格より高め設定なので、見向きもされない商品になってしまう(メルカリではあまりに高い価格設定だとそもそも値下げ交渉もされない)可能性もあります。
パターン3の場合は、1と2の中間のような価格設定。
分析しよう!
この1~3のパターンのうち、結局、どのように価格設定をしたら、希望額で売れるのか、結果を分析していきます。検証と効果測定を繰り返し分析し、ある程度商品の出品をすると、最適な価格設定をすることができるようになります。これは俗に言うPDCAサイクルのCつまり、CHECKしているということになり、非常に重要なパートです。
以上、ここまでメルカリの出品をするところから、価格設定し、商品が売れるまでを見てきました。メルカリ1つとってでも、ビジネスのスキルはものすごく身につけることができます。これから起業しよう!とする人は規模は小さいながらもかなり実践経験を積めますので、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。